難病。最初が肝心

現在、働いている医療施設は私が難病になって初めて通院した病院です。大きな総合病院です、ここで「フォークト・小柳・原田病」と診断されていたら、ステロイドパルス療法を受けていたら、入院していたら。その後の人生は大きく変わっていたかもしれません。実際、紹介状も無く、難病に対しての知識が無かったら見過ごされがちな病気です。「しょうがない」。そんな気持ちがふと湧いてきます。おもての担当医が書いてある看板を見ましたが、その頃の先生はいませんでした。
「初めが肝心です」。おかしいと思ったら近くの病院で見てもらって、すぐに大きな病院を紹介してもらった方がいいと思います。大きな病院で症状が耳に及んだとき、難聴を老化と診断されました。私はネットで調べていくこともとても重要だと思います。ある程度、自分の症状を分析して、病院の選択も視野に入れた戦略も必要です。自分のことですから。盲信や思い込みを度外視してことに当たらなければいけないと思います。