私の好きな音楽 『ティファニーで朝食を』

ティファニーで朝食をヘンリー・マンシーニの曲を一言で言い表すなら、「詩情」です。簡単なあらすじさえ知っていれば、その情景が思い浮かびます。また、一度見た映画であれば、簡単にその場面が頭に浮かんできます。「情景」が「詩いはじめる」のだと思います。映画音楽と映像が勝つか負けるかの真剣勝負をしていた時代の音楽は今も残っています。そうやって、残ってきた音楽は今でも感動をあたえてくれます。優雅であるけれどお茶目なところがあり、静かであるけれどちょっと激しい。感情と知性がバランスよく存在するそんなオードリーをきれいに飾ってくれる宝石のような音楽はとても輝いています。この曲を聴くと、菊の花言葉「高潔」を思い出します。一般庶民の私のそばに寄り添ってくれて、まぶしい輝きを放っているそんな感じです。Gプラスには「ティファニーで朝食を」のオープニングをあげておきます。