お赤飯🎵

お赤飯は大好物です。母親譲りです。今では、コンビニのおにぎりコーナーに並んでいたり、手に取りやすくなっています。もち米なので腹持ちもいいです。私も営業時代はよく食べていました。小豆は身体にもよく、邪を払うとされてきました。一粒、一粒には神様がいらっしゃると信じられていました。それほど貴重で大切な食材でした。和菓子屋さんにとっても、祝菓子のメインである赤飯はそれそれの店の個性がぶつかり合う商品です。作り方はまずもち米を蒸篭で蒸します。大きなお店になると20枚から30枚ぐらいは蒸します。入学式、端午の節句(黄飯ですが)敬老の日、成人の日、卒業式は特に多く蒸します。小豆を火にかけ煮ていきます。しっかり煮ることができたかどうか小豆をつぶして確認します。確認できたら、小豆と煮汁を分けます。煮汁の方に粗塩を入れます。蒸篭で蒸したもち米を大きな鍋に入れて、煮汁を満遍なくまぶします。そして、大きなアワタテ器で混ぜます。その後、小豆を入れて大きなへらで混ぜます。これで出来上がり。後は折につめます。
赤飯はとても簡単な工程で出来上がります。だからこそ、各お店によって味が違ってきます。隠し切れない個性がにじみ出ます。