難病になって買った

難病になってから買ったものがあります。生活が一変してしまうため、合わせなければいけません。
まず最初に買ったのは「サングラス」です。レイバンのウェイファーラーです。オードリー・ヘップバーンが「ティファニーで朝食を」で使っていたものです。当時はステロイドの副作用が大きく現れて、ムーンフェイスがすごいことになっていました。この顔に合うものをと少し大き目を買いました。花粉や紫外線、pm2,5、黄砂などのストレスから多少でも自身を守るためです。花粉などが多いときはゴーグルを使います。
携帯電話は画面が小さいため文字が読めません。タブレットにしました。電話の機能付きとなると少なく、シャープのsh06fにしました。現在も使っています。
失敗したのは、パソコンです。勢いに任せて捨ててしまいました。ブルートゥースの外付けキーボードを買ってタブレットに文字を打ち込もうとしました。疲れます。片手でタブレットを持ち、目に近づけて文字を読み、もう一方の手でキーボードを打つという離れ業です。疲れ倍増です。結局、大須の中古パソコン屋さんに行って買いなおす羽目になります。イメージは大切ですが、現実的であるかを確認しなければとため息です。
バッグは大きくて口が大きいものに変えました。黒のトートバッグです。財布、タブレット、目薬などを入れなければいけないので、ポケットがたくさんあると探さなければいけないので、不自由です。
スニーカーは靴ひものないスリッポンにしました。
「伊達めがね」を買いました。机の上においてあるコップの中のストロー気付かず、お辞儀をしたら、目に刺さりました。黒目に傷がつき、眼圧の目薬は一時中止。その間、眼圧が再上昇してしまい、治療は最初からやり直しになったことがあるからです。家の中にも危険が一杯です。
いっぱい失敗をしました。成功は少なかったような気がします。それでいいと思います。初めてのことだから。