道具を大切にするということは?

さばの塩焼きを捨ててしまいました。今日食べるため、スーパーで買って来たおかずを間違って捨ててしまいました。「さばさん、ごめんなさい」と言う気持ちです。落ち込みました。これも買って来たスーパーの袋にいれっぱなしにしていたからです。深く反省しています。また、これからのブログに関してもっと今以上に創造的で建設的に若い人や仕事をしている人に清掃業の実際を通じて、いろいろ考えてもらうことをちゃんと書きなさいということをさばさんは教えてくれたのかもしれません。
さて、今回は道具に関してです。「ちょっと、これで階段のゴミを削り落としてきて」頼まれました。渡されたのはケレンと呼ばれる金属製のへらです。「はい」と言って受け取りますが、「げげっ」と声が出てしまいました。なぜなら、金属部分が真っ赤です。さびです。働いている私たちにとって、これはまずいです。道具を大事にすることができないのは、仕事を雑にやりますよということと同じです。百貨店で働いていたとき、「ケレンを貸して」とガラス拭きの元職人のおじいさんに言われましたが、躊躇してしまいました。なぜなら、その前日床についていたガムをはがして、ケレンが汚れていたからです。「失敗したわ」と思いました。「汚れていますけど」と渡しました。おじいさんは笑ってましたが、とても恥ずかしい思いをしました。自分の全てが見られているようで、情けなかったです。道具や環境を整理することは仕事に対して、まっすぐな気持ちがダイレクトに出ます。清掃業を見てきましたが、道具が汚かったり、整理整頓がなされていなかったりする職場では人の悪口や愚痴、妬みやいじめなどが横行していました。そして、人がいなくなり、募集をかける。入ってきて、またやめる。求人広告の掲載料金も膨らみ、財政を圧迫します。人を大切にしないので、道具なんて推して知るです。汚れには無頓着になり、仕事している自分さえも大切にできなくなってきます。道具や環境整理を大切にすることは、きっと自分を大切にすることに通じます。今、パソコンをしかっり拭いてあげています。