三徳龍神社さん

歩いて20分、ちょっと遠いところにある神社は月一回ほど挨拶に行きます。「三徳龍神社」さんです。小さくて、とても可愛い神社さんですが、威厳があります。歩いている歩道から階段を下りて、お参りします。手水で清めて早速お参りです。大きな道路沿いですが、不思議なことにとても静かです。車の音がまったく気にならないのです。お賽銭を上げて、なるべく龍神さんの近くに寄ります。ご挨拶をしてから、周りを見ると、前に来たときとは違い、草がきれいに刈られています。「あらー。龍神さん、きれいにしてもらって。」後ろには大きな祠が一つ、その両側に小さな祠が二つ。ちゃんと挨拶しました。龍神さんは話しかけると気軽に応えていただけます。「よし、わかった」と言ってくれます。あまりにお願いが過ぎると、「それでいいのか」と聞いてくれます。私は「うーん」と考えて、「すいません。そのお願いは結構です」そう、謝ると「うん」と答えてくれます。三徳龍神社さんには大きなクスノキさんがいらっしゃいます。御神木です。挨拶後、触らせていただくと、とても温かいんです。触れた手でそっとまぶた越しに目をさすります。「オン サマニ リュウ リュウ ソワカ」。体が温かくなってきます。お礼を言ってから帰ります。階段を上って、お社を見下ろすと、はじめより大きく見えます。「オン メイギャ シャニエイ ソワカ」。龍神さん、今日はありがとうございました。と心の中でささやくとすぐに声がかかります。「また、来なさい」。