私の好きな音楽 怪奇大作戦

円谷プロで最も優れている作品と私が押すのは「怪奇大作戦」です。現代で発生した怪奇現象を科学の力を持ってして解決していく「SRI」科学捜査研究所のメンバーが解決していくお話しです。この数十年後に実は似たようなドラマがアメリカで放送されています。「Xファイル」です。「Xファイル」を見たとき、なんだ、怪奇大作戦のパロディじゃんと思ったものです。円谷プロは時代を先取りしすぎていました。登場人物はSRI」のメンバーとして、勝呂誉岸田森、松山省二、小林昭二です。いずれも、バイプレイヤーとして活躍されている一癖ありそうなアクの強い役者さんです。おどろおどろしい円谷プロ独特のオープニングから始まります。出てくる犯人は幽霊や妖怪、吸血鬼など不思議な方々です。何しろ、警察が手におえない案件を振られるんですから、まともな事件ではありませんね。しかも、「SRI」は民間組織です。それを金に糸目をつけない高価な機材を使い、解決します。解決できない場合でも「この世の中には、不思議なこともあるもんだ」的な強引な終わり方はその後の事件依頼者である警察幹部の「トホホ・・・」が想像できます。ドラマは決して派手ではありません。スペシウム光線の乱れ打ちやアイスラッガーが飛び交うような今の政治世界のようなきらめきはありません。しかし、全員が怪奇現象に対して真剣に向き合っています。私がほれ込んだのも、そこです。小さい頃は怖がりの私ですが、この番組は欠かしたことはありませんでした。興味のある方は、昭和のにおいがするこの特撮ドラマをご覧ください。G+のみすず日記に主題歌をあげておきます。