鬼まんじゅう❤

名古屋の名物は手羽先、ひつまぶし、味噌カツ味噌煮込みうどんなどがありますが、スイーツといえばこれです。「鬼まんじゅう」。私も最近まで名古屋名物だとは知りませんでした。小麦粉か米粉と砂糖、それに角切りのサツマイモをふかしたおまんじゅうです。素朴で素材のサツマイモが強烈に自己主張する庶民のためのおまんじゅうです。鬼まんじゅうといえば「梅花堂」さんが有名ですが、私はまだ食べたことがありません。予約制だと聞いたのでちょっと気合を入れなおしていきます。鬼まんじゅうはスーパーでも売っています。黄色いプレーンタイプから、黒糖の入った茶色いものがあります。生地のもっちりとした感触とサツマイモの風味は誰もが初めて食べたのに、懐かしいと感じるはずです。生地から飛び出している多くのサツマイモは鬼の角を髣髴とさせ、鬼まんじゅうの名前の由来にもなっています。私には鬼の子供達が「おしくらまんじゅう」をやっているように見えほのぼのとさせてくれます。ほのぼのとして、食べれば、元気一杯です。庶民的な味なので「和菓子処」など京菓子を中心に販売しているお店はおいてないところもありますが、「餅店」など朝生を売っているところでは、それぞれがレシピを工夫してます。名古屋にお越しの時は、季節も合ったこのお芋のスイーツを召し上がってください。