お家のお料理

お掃除、洗濯、掃除。この中で一番苦手なものは、なんと言ってもお料理です。他の方たちのお料理ブログを呼んでいると「すげー」と感動します。かなり手の込んだものから、冷蔵庫の中の余り物でチャチャッと作ったものまで、そのどれもが、私の料理センスのなさを際立たせます。昔、キャベツとレタスを間違えて料理をしたことがあるほどです。これはきっと「おまえは料理を作るな」と言うことに違いないとの啓示だと悟り、すっぱりやめていました。しかし、病気になってからは自分で作るようになりました。今まで、野菜は余り食べず、焼肉屋さんに行っても「タン塩、カルビ」にしか、手をつけませんでした。朝は缶コーヒー、昼はおにぎり、夜はスーパーでお寿司を買ってきて食べる。見事なほどのアンバランスです。何か大事が起こらないと動き出せない私は食生活から改善しました。いきなり、お料理研究家の方ほどのものはできません。ましてや、何を作って行っていいか判らないので、定番の肉じゃがです。スーパーでは手馴れた主婦を演じながら店員さんに「今日は何か活きのいいお魚入ってる?」「奥さん、今はブリでだね!いいよ、これ!」私は知ったかで「さーっと炙って、刺身しょう油でいただくわ」魚屋さんの不思議そうな顔をチラッと横目で見て慌てて逃げます。帰ってきてから、ブリの切り身を前にネットで調べた調理方法を試します。調味料がない。みりん、チューブのしょうがと何度もコンビニ、スーパーへ。やっとできた照り焼きはおいしかったです。何も知らない、やったことがないは何時しか、「やってよかった、何で今までやってこなかったのか」に。職場のパートさんに「お芋の煮付け」を教えてもらいました。可愛い女の必須献立「肉じゃが」にも挑戦しました。お野菜の細やかな風味に感激したり、野菜ばかり食べてて髪の毛が抜け始めたのでかしわをいためたり、健康診断で今まで生きてきた中で最も検査数値が良かった理由が白身魚を取っていたことだったりとビックリが一杯でした。そして、今までの食生活と比較して思うことは、「からだが満足して、喜ぶ食事」は大切だと言うことです。おなか一杯食べて、胃だけが満足することのないよう食べていきます。そして、食べ終わったら「あー、おいしかった」と言って、心も満腹にしてあげてます。