筆疲れもお片付け 第二彈

ついでにと紙ものお片づけです。郵便物を整理です。紙ものは隙間に虫さんが入り込みやすく、また捨てるに捨てられないものが多いです。できれば、静かに過ごしたいと思っているのに、社会の方から「いらっしゃいますか」的なご訪問です。しかし、あまり友達もいない私にとって時節の挨拶から始まる「小さな喜び」を共有できるような幸せ便は届くこともなく、封筒やはがきは金銭がらみが殆どです。「請求、請求、支払い領収書、支払い、督促、支払い領収書・・・・」ああ、無限地獄。たまに色鮮やかな手紙を目にすると「多分、あれだと思う」との予想通り保険会社からの暑中見舞いです。寂しくなりますが、社会との唯一の接点は大切にしたいですね。

 


支払いが終わった請求書を古い順に捨てていきます。「こんなに払って、私がんばってる」なんて事を感じながら、シュレッダーの如く八つ裂きにしていきます。それにしても、手紙は少ないなと感傷にふけりながら想像するのは、年をとった私のこと。デイサービスから「生きてますか?」とのおせっかいや、民生委員から「ドアを開けるのが怖いです。いたら黄色いハンカチ窓辺に出しておいてください」なんて手紙が届くのかなと暗くなります。この作業はやるんじゃなかったと後悔しましたが、屈託のない秋空とさわやかな空気に救われました。今度、紙もののお片づけには明るいjPOPでも聞きながらやりたいものです。「カナダからの手紙」なんてどうかと思いましたが、あれって失恋の歌ですね。かしこ。