お家のお掃除 ワックス編

床のワックスは素材を汚れや痛み、軽い破損から守ります。ホームセンターではワックスの種類がたくさん並んでいます。水性から油性まで
。わたしが使っているのは、お米のとぎ汁です。出来上がりは市販のワックスとは違い、ほんのり、柔らか、優しいって感じです。部屋に入る太陽光線の反射もまぶしくありません。お米のとぎ汁には、ワックスと同じ成分が含まれているからです。これが案外、使えます。お米を研いだ後、お鍋やペットボトルにとぎ汁を取っておきます。きれいに掃き掃除、水拭き。その後、とぎ汁を浸したタオルで、拭いてあげます。そして、乾かします。終了。6畳一間を40分ほどで仕上げられました。油性のワックスは乾かすのに、非常に時間がかかります。とぎ汁はすぐ乾きます。ワックスは何回か塗ったあと、古いワックスを除去する剥離という作業を行わなければいけません。上に上に、と塗っていくと、何層にも固まったワックスが黒っぽく写ります。しかし、この作業が実は大変なんです。簡単にはできません。養生して、お水をたくさん用意して、道具も必要だし、強アルカリの洗剤は身体に悪いし、溶けたワックスはつるつる滑って怪我するし、業者に頼むと何万円もかかるし・・・・・。お米のとぎ汁は、安上がりです。目に入っても、失明する危険はありません。食べ物だから、虫が寄ってくるということもありません。しかし、市販のワックスとは違い、効果の持続性は弱いです。ですから、日常のお掃除に水拭き代わりにとぎ汁を利用することもいいです。お金をかけずに、まあまあいける!そんな感じです。もっと、艶を出したいならば、しっかり乾いた翌日ぐらいに、乾いたタオルで拭いてあげてください。