私の好きな音楽 クラシック編

音楽はよく聴きます。ラジオでは、NHK-FM古楽の楽しみ」です。5時に起きて、洗顔とトイレ掃除、玄関掃除、神様仏様のお水も替えた頃に静かに流れてきます。あまり大きな音では流せませんが、小さい音でも心に届きます。窓を開けて、お線香を上げて、ゆったりしていると、チュンコたちが表で元気に鳴き始めます。一緒に歌っているつもりなんでしょう。「上手に歌うわね」と小声で褒めてあげると、翌日も来ます。
バロック音楽の落ち着いた旋律は部屋の空気を柔らかくします。淀んだ気は換気では消えにくいので、音で柔らかくします。その後に風で外に出します。バロック音楽で現在聴くことができる曲は昔から大切にされている曲。多くの人が感動してきた曲です。とても神聖な曲です。私は仏教徒ですが、西洋のクラシックも「いいものはいい」と思いますよ。人間はもとより、チュンコや庭の木が楽しいと感じるんですから、神様や仏様も楽しいはずです。
バロック音楽の中では、バッハのゴルトベルク変奏曲が好きです。寂しさと静けさの間、孤独と自由の間、揺らぎと確信の間、生と死の間、そんな間が見えてきます。バロック音楽は音数少ないほど刺さってくるようです。G+(グーグルプラス)の「みすず日記」に上げておきました。良かったらどうぞ。秋の曲です。