来年の目標、決めました

来年の目標をそろそろ決めないといけません。毎年今頃には決まっているんですが、今年はちょっとゆっくりです。毎年大きな目標を掲げすぎ、挫折することがしばしばあります。今年は大きな目標は去年と同じです。「普通を見つめる」「大切を守り育てる」「しっかりと残す」です。目の病気になって、普通がとっても重要なことと感じました。今まで見えていたものが見えない。自動車や自転車、歩行者が怖かったりと恐怖を感じるものも変わってきました。また、私は目が悪いだけで他は普通の人となんら変わりがありません。しかし周囲は普通とはなかなか見てくれません。自分の中の普通って物をしっかり考えてきた5年間でした。難病になったんだからと開き直って、本当に大切なものを探そうと思います。他人やネットや本が大声で必要だと訴えても、自分にとって大切じゃないものって案外あります。常識も細かいルールも人間関係もそうです。少し強引ですが。残すこと・・・。仕事のし過ぎで病気になりました。あのまま不健康な生活を続けていっていたら、死んでいたかもしれません。それを何とか原田病という病気で納まりました。もらった命なので、自分ができること、好きなこと、得意なことを少しでもこの世に残そうと思います。今までの仕事で学んできたことや失敗したことを人に伝えたり、教えてあげたり、また好きな小説を書いたり、笑顔で挨拶したりです。残りの命はあんまり長くないので、正しいことをしっかり残して生きたいと思います。

挨拶の必要性、何度でも。

正しい言葉や挨拶の重要性は今まで書いてきましたが、正しい言葉や挨拶は自分を守ることにもつながります。以前、集合住宅に住んでいる時、道端ですれ違ったおばあちゃんに挨拶したら、「うるさい」と言われました。そんな大声出していなかったのにね。また、舌打ちされたり、じっと睨まれたりしたこともありました。職場でも挨拶ができない人が増えています。挨拶は相手がどんな人か推し量る重要なツールです。敵意があるのか、それとも隠さなくてはいけないものを背負っているのか、とにかく距離をおきます。挨拶は相手を知る手っ取り早い方法です。

少しだけ、祈ります。

病院で清掃をしているとたくさんの患者さんに会います。ゴミ回収の日には各階でいろんな人に会います。おじいちゃんから若い人まで入院されています。忙しく働いていると難病のことを忘れます。「そうだ、私も病人なんだ」と休憩時間などに頭の片隅に浮かんできます。2年前の今頃、ここではありませんが違う病院に入院していました。入院患者さんの数も多いですが、お見舞いに来られる方もたくさんみえます。「私の時には誰も来なかったな」と思い出します。だから、早く出たくてしかたありませんでした。難病の患者さん、どれくらいいるんだろう。病気を隠して、仕事をしている今の方が少しつらいです。健康診断がくれば、視力のことがばれてサヨナラです。それまではと思います。すれ違う患者さんには心の中で早く治ってくださいねと祈ります。仕事に戻るとなんでもっと優しくなれないのかなと思うことが一杯詰まっています。暗くなりますが、少しだけ祈ります。

パワーがある時、無い時

久しぶりの投稿です。お仕事が忙しくてクタクタです。毎朝、観音さん、普賢さん、お地蔵さん、龍神さんに挨拶しています。会社のお爺さんに馬鹿にされますが、続けています。挨拶しても、私のパワーが落ちているとどうしようもありません。どこでパワーが落ちているかを気付くかは子供と動物です。清掃の仕事をしているとお子さんにたくさん合います。病院ではケガや病気で苦しんでいる男の子や女の子、百貨店ではおとうさんやおかあさんと一緒に買い物を楽しんでいる男の子や女の子がいます。清掃員は決して目だちはしませんが後こちで仕事をしています。調子がいい、パワーがあるときはお子さんがちゃんと挨拶してくれます。「おはよう」と言うと「おはよう」と返してくれます。手を振ると手を振って返してくれます。何かあるのかな?動物達はもっとわかりやすいです。うれしそうにしていると、スズメやはとやカラスが寄ってきます。おとなしいイヌも飛び掛ってきます。ネコは突然鳴きだします。みんな私を見て、動きます。調子が悪いと寄ってきません。それで判断します。悪い気が自分を満たしているなと思うと部屋のお掃除です。最近は忙しいことを理由にしてしていません。今日はしっかりやります。会社にもいますが、調子が悪いと他人に当たったり、悪口を言う人がいますが、それはさらに状況を悪化させます。また、そういう人に近づくことでこちらの運気も落ち込みます。なるべく避けることが肝心です。自分ひとりになって、落ち着くことで浮上します。私も気をつけます。

清掃業をやっていてよかったところ

清掃のお仕事のいいところは「ありがとう」をいろいろな人から言ってもらえることです。お客さん、従業員さん、看護士さん、患者さんなどからです。その言葉をもらえるようがんばることが私の楽しみです。サービスも少ししちゃいます。お客さんたちが想像している以上に、きれいにしたいと思います。
以前、はたから見ても、いじめと見えることをやっているおじさんを見て、同僚は私に尋ねます。「なぜ、あんな言葉をつかうのかね」。私は考えました。「きっと自分の仕事がとられるという恐怖感と自分のスキルに自信がないからだと思う」と伝えました。先輩になればなるほど、自分が正しい、自分が偉いと錯覚してしまう業界の雰囲気があります。私はできるだけ丁寧に論理的に落ち着いた物言いで指示することにしています。なぜなら、そのほうがきれいになるからです。定期清掃はチームワークが大事です。全員が動いてきれいにするものと思っています。「ばかやろう!」や「おまえ」では言った本人はストレス解消で気持ちいいかもしれませんが、言われた側はたまりません。それ以上にそれを偶然に聞いてしまったお客さんは「乱暴な人!きっと掃除も雑なんだろう」と思います。そんな人にお客さんは「ありがとう」なんて言葉は掛けられません。何されるかわからないからです。ストレスのはけ口や成長しようとしない自身のやるせなさをぶつけられても困ります。今は若い人でも、そういう傾向があります。おじさんたちを見ているからでしょうか。汚れやお客さんに目を向けず、自分自身にばかり集中するとこうなります。謙虚に。何でも、言われたことを聞けという意味ではありません。私は「ありがとう」と言われたら「こちらこそ、ありがとうございます」と返すようにしています。

洗剤の恐ろしさを知らないとは。

現在、病院で清掃を行っています。看護士さんに挨拶をしたり、看護助手さんと会話をしたりして勤務しています。階段で拭き掃除をしているので、滑るほどの水分はありませんが、万が一を考えて「滑りやすくなっているんで、気をつけてゆっくり歩いてください。と一言かけるようにしています。そうすると相手も「ありがとう」とか「お疲れ様」、「きれいになるね」などと声を掛けられます。励みになります。こちらが一所懸命やっていると、きっと伝わるのが掃除です。しかし、お客さんには伝わりますが、同じ仲間にはなかなか伝わりません。妬みやゆがんだプライドやスキルを吸収できない情熱の無さが表面化すると、現場も荒れてきます。人間、ここまでできるのかと思うこともあります。今回は洗剤の件です。次亜塩素酸ナトリウム6パーセント溶液に関してです。私が病室の清掃をしていたとき、洗剤を探すためにその階専用のカートの扉を開けました。扉を開けると、「ツーン」とあの臭いがしました。塩素系漂白剤です。強いアルカリ性の薬品で染みや汚れ、果てはめったに死なない「ノロウイルス」さえ、消毒してしまうあの薬です。ご家庭でもお使いになっていらっしゃる人はいるかと思います。「まぜるな!危険」て書いてある洗剤です。実際、酸性の薬品と混ぜると、洗浄能力が低下する以上に、人体に悪影響がある塩素ガスが発生します。これは最悪の場合は死にいたるほど危険なガスです。実際、調べって見ると見つかりました。現在、清掃業界は極端な属性を有する洗剤や薬剤を使用しなくなってきています。毒性の低い中性の洗剤が主流です。清掃業は多くの人がいる場所、密閉されている場所での作業が多く、何かの拍子でアクシデントが発生したら、多くの人を傷つけてしまうからです。私は直ちに上司に報告しました。カートの中を見たが、見つからなかったようです。「ないじゃないか。どこにあるんだ!」と叱責を受けました。私は次亜塩素酸ナトリウムのボトルを持ったまま、その勢いに負けて「スイマセンでした」と言うしかありません。控え室に戻ってからも罵倒は続き、「営業に言ってやる」とかんかんです。「もういいか」自棄気味になっていました。多分次亜塩素酸ナトリウムの意味がわからなかったんだと思います。私が理不尽に怒られている隣の部屋は人工透析・血液浄化の部署です。様々な酸性やアルカリ性の属性の違いや危険性を知り尽くして治療に当たっている医療従事者の方とは違い、清掃員は知識が乏しいのは否めません。よごれを落とすつもりで、会社の信用まで落としてしまうなんてことのないよう祈るだけにしておきます。

換気 風水的?

今はそれほどのめりこんでいませんが、風水の話です。換気をする時間です。出勤時間が早いため、外気を入れるのにかなりの勇気が要ります。一番冷え込む太陽が昇る寸前だからです。聞いたところによると、朝の5時前には邪気が多いため換気には向かないようです。私は朝の5時過ぎにあけるようにします。静かに流れてくる冷気が部屋の汚れた空気を外に押し出してくれます。気を洗ってもらっているようです。汚れた空気は太陽の光や植物達によって、浄化されるので心配なく。出勤の日は大急ぎでチャチャッと換気しますが、休みの日はじっくり換気します。ドアを少し開け、窓は全開です。もちろんカーテンも。押入れもあけます。お風呂場も風を通します。トイレは少しだけあけます。そして換気扇を回します。太陽の光でぬるっとしたような部屋の空気をスパッと切ってくれるように爽快感が辺りを満たします。窓の結露を拭きます。仏壇にお線香を上げます。煙がたなびき、表に出て行きます。白い煙が空に浮かぶ雲のようにキラキラ光っています。頭や肩の重みが徐々に取れていきます。お花が成長するように思いっきり伸びをします。換気は、気の流れを良くし、心と体がしっかり動く準備がしっかり整います。新鮮な空気と朝の陽の光は人間にとって大切なものです。